子供のいじめ動画を目にしたところで何も出来ない大人たち
LINEスタンプを買ってもらう代わりにスカートの中撮った写真をおっさんに送ったり、半裸でツイキャスに出て束の間のストリッパー気分を満喫する女子中高生がいる……という話を以前聞きました。
「学校で大人しくしている反動からネットでストレス発散してんだろな」と。
なので、このいじめ動画騒動は「スポンサー(=携帯電話会社)の機嫌を損ねずテレビで報道できるギリギリのライン」なのだと。
「娘(息子)にスマホ買ってやったんだけど、私は機械やインターネットはよくわからんのよ…」とお手上げな親御さんがちょくちょくいます。
まぁ時代の変化が速すぎて追いつけないのはわかるけども、自分の子供が時代の最先端を突っ走ってる途中でコケてるのにもかかわららず、それに気づけないあたり「あー、テクノロジーへの無関心だって一種の育児放棄なんだな」と思うようになりました。
「暴力は大衆娯楽になれる」というのを肌感覚で知れているあたり今の子供は十分賢いとは思うんですが、人生経験の足りなさから、手に入れた魔法の杖を安易に暴走させる幼児性も兼ね備えています。
子供だから仕方ないという側面もある一方、彼らの親世代である大人は進歩を拒み退行が進みがちなので、お互いが交わり理解し合う瞬間にはなかなか恵まれないのが現状です。